楽器フェア2009でヤマハのテノリオン(TENORI-ON)を触ってきた。これまでは雑誌で見るだけであまり興味はなかったのだけど、デモを見て、実際に触ってみるとおもしろいのなんの。
適当にフレーズを入れていっても破綻しない。このへんはカオシレーターと同じかな。スケールをうまいこと設定してあるってことなんだろう。設定で複数のスケール(イオニアンとかドリアンとか)が選べるっぽい。
音のよさもすごかった。デモではでかいスピーカーでドラムを鳴らしてたんだけど、腰にずんずん響く。一方でフレーズ用のシンセ音はこれまたいい感じ。アンビエントはもちろん、ハウスにも十分対応できる感じ。ベースの音がよかったこともあって。
で、価格は従来モデル(銀色のやつで白色LED)は12万円とかだったんだけど、今回の新製品であるスタンダード版(TNR-O、オレンジLED)は7万円程度とのこと。裏面のLEDがなくなって、電池駆動もなくなってて、さらにフレームがアルミからプラスティックになってるのだけど、価格を考えればわるくない。白いボディにオレンジのLEDってほうが好みの人も多いはず。
ということで、すごく買いたい。まあ、まだ7万円出すかっていうと微妙なところなんだけど。どう思う?
TENORIONさわってみました。
おもしろいね。リアルタイムでループをいろいろいじれるって、昔からあることなんだろうけど、これは視覚的にわかりやすい。音もいいね。
操作する画面?だけど、タッチパッド的なものかとおもったけど、ボタンが配列されてるんだね。さわった感じ、これ、ボタンだからいいんだね。触れた感覚が、演奏している感がある。カオシレーターとは違った、デジタルな感じのさわり心地。たしかに、これは楽器だ。
値段がねぇ・・。安い方なら、ありかも、と考えさせられました。