WordPressにはカスタムフィールドという便利な仕組みがある。投稿時にそれを入力すれば、テーマやプラグインからその値を参照してなんらかの処理を加えられるのだ。本文に入力するよりも管理が楽になるというメリットがあるし、引越しのときも楽など、いろいろ便利に使える。
このカスタムフィールドを利用したプラグインを作って、楽天アフィリエイトの商品を表示することができないかといろいろ試行錯誤。なんとか形になった。
トップページとかカテゴリ、タグ一覧のときには表示されず、記事個別のページを表示したときのみ商品リストが表示される。一覧のときにリストが出るとなんか見るのがじゃまだから、というのがその理由。
使い方はカンタンだ。記事の投稿時に本文入力フォームの下にある「カスタムフィールド」フォームにキーワードを追加するだけだ。
具体的には。「名前」欄で「cf2raku」を選択。「値」欄に検索キーワードを入れる。そして「カスタムフィールドを追加」ボタンで完了。もちろん、記事投稿終了時には「公開」ボタンを押す必要があるのだが、すでに投稿済みの記事でカスタムフィールドを追加する場合は、名前と値を入力後、カスタムフィールドを追加だけでOK。
ちょっとしたカスタマイズ機能も用意されていて、「値」欄に「キーワード, 個数, サイズ」を指定することができる。
キーワードは検索語。まあ、普通に使うやつ。
個数は1~30を指定する。
サイズは0または1だ。0が小さいやつ。1がそれよりちょっと大きいやつ(中ぐらいの画像)だ。
それぞれ、「,」(半角カンマ)で区切るのを忘れずに。
また、複数のキーワードを指定したい場合は半角スペースを入れればいい。「キーワード1 キーワード2, 7, 1」っていう具合。こうすると2つのキーワードで、個数は7、サイズは1っていうことになる。
個数、サイズを指定しない場合は、それぞれ、「5, 0」となる。キーワードのみだと小さいやつが5個表示されるのはそのためだ。
なお、エラー制御してないので、上記の範囲外の値が入力されると、面倒なことになるかもしれない。
プラグイン作成は初めてだったので、いろいろつまづいたけど、できてみれば非常に便利に使えることがわかった。
ちょっとしたにぎやかしに画像を貼り付けたい場合、これまではわざわざリンク作成ツールを使って、コピペとかいうことをしてたのだけど、これからはカスタムフィールドにキーワードを入れるだけなのだ。
パソコンを使うからには、自動化できる部分は自動化しないとね。
すでに既存の記事にカスタムフィールドを追加してあるので、見てほしいのです。
そしてとりあえず、いろいろ試してみてください。
ちなみに、この記事には「WordPress」というキーワードで7個、中ぐらいの画像(サイズに1)を指定。トップページや一覧ページで見ている場合は、記事タイトルをクリックして、個別ページで見てください。