「セレモニープレーヤー」という仕事があることを知った。テレビ東京のワールドビジネスサテライトという経済ニュース番組にて。
「セレモニープレーヤー」。カンタンに言えば、葬儀の際に楽器の生演奏をする仕事。
結婚式などは週末に集中するが、葬儀は平日も行われる。よって、稼ぎは多いという。というか、それだけで月間30万円という人もいるとか。そして、それだけで生活している人も。
なんでも、オーディションを受けてなる(派遣?)、とか、個人で葬儀屋と契約してる人もいるとかなんとか。
必要なのは、それなりのプレイアビリティ。ピアノの人もフルートの人も。
まあ、電子オルガンというか、カシオの家庭用伴奏機能付き電子オルガンみたいなやつで本番やってたので、実際にはエレクトーンとかステージアとかの経験がある人のほうが有利かもしれない。
それから、故人の好きだった曲とかも演奏することがあるので、知らない曲の耳コピーできないといけない、とか。さらにアレンジ能力も必要。「水戸黄門」の曲をしっとりしたアレンジで聞かせる、なんてことをやっていた。
楽器ができるのなら、こういうのもあるんだなあ、と思った。音楽大学出ても、学校とかピアノの先生くらいしかないんだろうなあ、と思っていたんだけど。いろんな仕事があるね。世の中。